腸と心について

目次

「はらわたが煮えくり返る。」「きもがすわる。」など、お腹と心を表す言葉があります。
昔から、お腹と心は密接につながっていたと思われていたのではないかと、想像できます。
現代でも、緊張する場面では何故か、お腹が痛くなったりしますね。それだけ、腸と心が繋がっていると言うことがわかります。 😛

腸内細菌【ウイキペディアより】

腸内細菌とは、人や動物の腸内に生息している細菌のこと。
*5つの働き*

病原体の侵入を防ぎ排除する。

・食物繊維を消化し短鎖脂肪酸を産生する。

・ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンK、葉酸、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類の生成をする。

ドーパミンやセロトニンを合成する。 😉 

・腸内細菌と腸粘膜細胞とで免疫力の70%を作りだしている。

*ドーパミンとは?
中枢神経系に存在する神経伝達物質で、運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。

*セロトニンとは?
人では主に生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与する。

免疫力に関係していたり、感情に関係するホルモンを合成していたりと、人間にとって大事な働きをしていることがわかりますね。
最近では腸と性格が関係しているのでは?などともいわれています。
ひらめき!腸を大切にすることが、心の健康にも大いに関係することがわかりました。 😮

腸に良い生活

1.規則正しい生活。
いうまでもありませんが、これが基本。
夜、早く寝ることを心がけるよりも、朝、決まった時間に起きるようにしましょう。

2.腹八分目。
現代人は食べ過ぎです。お腹一杯食べるのではなく、控えめに食べましょう。 🙄

3.身体を動かす。
自分ができそうな運動をできれば毎日しましょう。
ストレッチなどでもよいでしょう。

4.ストレスを溜めない。 😡 
普段から人に合わせて我慢をするのが当たり前になっている方も多いのではないでしょうか?
湧き出てくる感情を認めて感じきると言うことが大事です。
例えば『怒り』などの感情が沸いてきたら、相手に表現するのではなく、自分の中にその感情があることを認め、味わってみましょう。
感情を無視してなかったことにすると、その時は処理できたかのように思っていても、腸がその事を覚えていてお腹の不調として知らせてくる場合もあります。

ストレスが溜まったなと思ったら、人に迷惑かけない範囲で発散しましょう。

5.冷やさない。 😳 
これから夏に向けて冷房のある部屋で生活することになります。
冷やし過ぎないように、冷たい飲み物を飲んだら、時々は温かい飲み物を飲む。とか、夏でもぬるい湯船に浸かるとか工夫しましょう。

 

ホットひと息つく。私は元々、食いしん坊の割には腸が丈夫ではなく、しょっちゅうお腹を壊していました。

お腹が弱い人は太れないとか言いますが、しっかり中年太りしていますが・・・。

数年前に大腸の病気をしたときに、主治医の先生から「あなたの場合、ストレスが原因です。」と言われました。

色々と思い当たるふしがありました。

そんな経験をしたので、「腸は心と密接な関係があるんだ!」とそれこそ腑に落ちました。 💡

腸が「もう限界だ。これ以上ストレスを溜めないでくれ!」と叫んでいたのでしょう。

今では病気も治りましたが、ストレスが溜まるとお腹の症状として出てきます。

腸を大切にすれば心も元気でいることができます。

むしろ、何かことが起こった時には、脳より先に腸が反応するのではないか?と思っています。 😯
皆さんも腸を大切にしてあげてください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。