嗅覚とは?

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◆嗅覚とは?

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説によると...。

  • 気体の状態の科学物質を受容したときに生ずる科学感覚のことで、臭覚(しゅうかく)ともいう。
  • 嗅覚は視覚・聴覚と同様に遠く離れた刺激源から到達する刺激を感ずる遠隔感覚で、接触感覚の一種である味覚に比べると刺激の閾値は一般に低い。
  • 人体生理学では、嗅上皮(嗅粘膜)内の嗅覚受容体によってニオイ(よい匂い、または悪い匂い)物質が検知されたときに起こる感覚を嗅覚という。
  • 嗅覚を通じて、初めての食物の腐敗やガスもれなどを探知できるわけである。従って人間が生命を維持するうえで、嗅覚は大切な役割を果たしている。
  • 簡単に言うと、ニオイ物質➡鼻腔最上部の嗅上皮➡嗅細胞が電気信号を発生➡嗅神経➡嗅球➡大脳辺縁系➡ニオイ感覚がおきる。

と言われています。色とりどりのお花

ニオイは、慣れるとそのニオイがわからなくなりますね。また、嗅覚は直接大脳辺縁系に作用しますので、人の感情に関係します。

まだ、まだわからない事も多いらしいのですが、ニオイと脳が関係が深いため、認知症予防にエッセンシャルアロマオイルが有効であるとも言われているようです。

いい香りを嗅いで、ほっとしたり、なんの香りかと考えをめぐらしたりして、頭を働かせるのがいいのかもしれないですね。

いい香りに囲まれて、心穏やかな毎日を送りたいと思っています。